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私はこの本の最初で、みなさんにそう呼びかけました。 その標語として掲げたのが「TGM」です。

月曜日の朝、社員の多くがそう思って出勤してくる会社。 そんな会社は、間違いなく伸びる会社だといえるでしょう。
だって、会社には「わくわくしながらする仕事」が待っており、社員は社内における自分の存在価値を実感しながら、自らの仕事に熱中できるのですから。 と同時に、そういう会社は優秀な人材が自分の力を思う存分発揮したいと思う会社であり、優秀な社員にとって絶対に辞めたくない会社でもあります。
研修やセミナーで、私がこのように「TGM」の話をすると、受講者のみなさんは一様に疑いの目を向けます。 「そんな会社、あるはずないじゃないか」「なんだ、このセミナーは?人事問題の現実的な解決策の話を期待してきたのに、なんで理想論を聞かなきやならないんだ」そんな批判や反発が入り交じった眼差しです(でも、セミナーの途中から、受講者の目が輝いてくるんです)。
たしかに、TGMは理想論かもしれません。 でも、その理想像に近い会社、近づこうと努力している会社は少なからずあります。
また、理想像をブレークダウンし、現実との落差を分析することから、「魅力的な会社」になるための改革がはじまるのではないでしょうか。 その意味で、TGMは単なる理想像ではなく到達目標であり、TGM文化(「月曜の朝がいちばん楽しい」と社員が思うような企業カルチャー)をもつ会社づくりのお手伝いをすることが、私たちイマジンの重要なミッションなのです。
ところで実際には、多くの会社が、これとは逆の「TGF」文化に甘んじているのではないでしょうか。 月曜から金曜まで張り合いのない仕事を続け、ひたすら上日の休日を待ち望む。
そんな環境にある会社、そんな社員ばかりいる会社が伸びるはずがありません。 単に儲かるだけの会社は、経営者(や所有者)にとってはいい会社であっても、多くの社員にとっては強いストレスを感じるだけの会社です。
かといって、何のストレスも感じないような会社では、往々にして緊張感のない、また収益とは縁遠い会社だといえます。 私たちが提唱する「TGM」は、そのいずれでもありません。
社員にとってはいい意味でのストレス(目標達成に向けた緊張感や目的意識)が、仕事のやりがいや頑張り、さらには自らの成長に結びつき、そのことが会社の収益増につながっていくというような文化・風土を指します。

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